2022年10月30日
朝7時に目覚ましで起きた。
すっきりとした目覚めだった。
枕元にあったポカリを飲み干し
ペットボトルを洗って
ゴミを捨てた。
部屋を片付けて残りの荷物をスーツケースに詰め、最後にオーナーさんに挨拶した。
パイセンが迎えにきてくれたのでパイカーで港へ出発した。
最後の仲間川を渡る。
港には既にMPさんがいた。
見慣れた小さなチケット売り場で八重山観光フェリーのチケットを買った。
十サザンキング十
出発時刻になってしまったので別れを惜しみつつ乗船した。
さようなら西表
ありがとう西表
またくるよ西表
フェリーに乗るとパイセンは一瞬で寝た。
パイセンといえども疲れは溜まっていたのだろう。
微睡の中、石垣港に到着した。
すぐにバスに乗り、寝ていたら空港に着いた。
空港では最後にお土産買った。
迷った挙句紅芋タルトとロイズ石垣島のチョコを買った。
毎度買うか悩むヒルギのマグカップ、遂に買おうとしたらMPさんも持っているとのこと。
独自性がないというかかぶりたくなさもあって迷ったが結局購入。
後で思ったが買っといてよかった。
時間が押していたのですぐにお盆を持ってパイセンとMPさんが座っている席に向かい、アーサと海ぶどうそばを食べた。
プチプチして美味しかった。
机の上に置かれたMPさんのスマホケースはやはり臭かった。
汗と努力の結晶、ただのそのものがが完成していた。
パイセンは違う飛行機だったのでここでお別れ。
バイバイパイセン。
遅れること数十分僕らも搭乗した。
最後に空から石垣の景色を眺めた。
青い海ともしばらくお別れだ。
その後はずっと寝ていた。
体は南国仕様になっていたため途中、寒さで目覚めた。ちょうど良いタイミングでCAさんがやってきたのでコンソメスープを頂いた。
着陸。
乗り換えに時間があったので
MPさんと待合ロビーでアイスを食べた。
慎重にタトウを開き、68mmの無事を確認した。その姿を目に焼き付けた。
MPさんが先にフライトだったのでここでお別れをした。
僕はとうとう一人になりタリーズコーヒーへ行った。
迷ったが辿り着き、モカを頼んだ。
徐々に、そして整然と、日常へと戻っていくステップを踏んだ。
コーヒーは美味しかった。
忘れないうちにと日記を書いた。
やがて搭乗時刻となった。
函館行きの小さめの2列シートの飛行機
音楽聴きながら眠っていたらすぐに着陸した。
函館はもう夕暮れだった。
飛行機から降りた連絡路は寒かった。
荷物を受け取ってバス停へ
薄手のジャケットを羽織ったが、冷たい風が貫通した。
乗り換えバス停で降り、近くのスーパー・アークスに寄ったがお弁当は何も残っていなかった。
再びバス乗り最寄りバス停を、降りて歩いた。
マンションに到着した。
重いスーツケースを持ち上げ階段を登った。
4階に辿り着き自室のドアを開けた。
やっと一息つくことができた。
こうして僕の2022年、大学3年の秋の西表ヤエマル遠征は終わった。