2022西表ヤエマル採集記8日目(最終日)

2022年10月30日

 

朝7時に目覚ましで起きた。
すっきりとした目覚めだった。

 

枕元にあったポカリを飲み干し
ペットボトルを洗って
ゴミを捨てた。


部屋を片付けて残りの荷物をスーツケースに詰め、最後にオーナーさんに挨拶した。

 

パイセンが迎えにきてくれたのでパイカーで港へ出発した。

最後の仲間川を渡る。

 

港には既にMPさんがいた。
見慣れた小さなチケット売り場で八重山観光フェリーのチケットを買った。

 

f:id:maritimus09:20230929100411j:image

十サザンキング十

 

出発時刻になってしまったので別れを惜しみつつ乗船した。

 

さようなら西表
ありがとう西表
またくるよ西表

f:id:maritimus09:20230929100433j:image


フェリーに乗るとパイセンは一瞬で寝た。

パイセンといえども疲れは溜まっていたのだろう。

 

微睡の中、石垣港に到着した。
すぐにバスに乗り、寝ていたら空港に着いた。

 

空港では最後にお土産買った。
迷った挙句紅芋タルトとロイズ石垣島のチョコを買った。


毎度買うか悩むヒルギのマグカップ、遂に買おうとしたらMPさんも持っているとのこと。
独自性がないというかかぶりたくなさもあって迷ったが結局購入。

後で思ったが買っといてよかった。

 

時間が押していたのですぐにお盆を持ってパイセンとMPさんが座っている席に向かい、アーサと海ぶどうそばを食べた。
プチプチして美味しかった。

 

f:id:maritimus09:20230929100513j:image
机の上に置かれたMPさんのスマホケースはやはり臭かった。

汗と努力の結晶、ただのそのものがが完成していた。


パイセンは違う飛行機だったのでここでお別れ。

 

バイバイパイセン。


遅れること数十分僕らも搭乗した。

 

f:id:maritimus09:20230929100539j:image


最後に空から石垣の景色を眺めた。

青い海ともしばらくお別れだ。

その後はずっと寝ていた。

 

体は南国仕様になっていたため途中、寒さで目覚めた。ちょうど良いタイミングでCAさんがやってきたのでコンソメスープを頂いた。

 

着陸。


乗り換えに時間があったので
MPさんと待合ロビーでアイスを食べた。

慎重にタトウを開き、68mmの無事を確認した。その姿を目に焼き付けた。

 

MPさんが先にフライトだったのでここでお別れをした。

僕はとうとう一人になりタリーズコーヒーへ行った。
迷ったが辿り着き、モカを頼んだ。

 

徐々に、そして整然と、日常へと戻っていくステップを踏んだ。


コーヒーは美味しかった。

忘れないうちにと日記を書いた。

 

やがて搭乗時刻となった。
函館行きの小さめの2列シートの飛行機

音楽聴きながら眠っていたらすぐに着陸した。

 

f:id:maritimus09:20230929100641j:image
函館はもう夕暮れだった。

飛行機から降りた連絡路は寒かった。

 

荷物を受け取ってバス停へ


薄手のジャケットを羽織ったが、冷たい風が貫通した。

乗り換えバス停で降り、近くのスーパー・アークスに寄ったがお弁当は何も残っていなかった。

 

再びバス乗り最寄りバス停を、降りて歩いた。


マンションに到着した。


重いスーツケースを持ち上げ階段を登った。
4階に辿り着き自室のドアを開けた。

やっと一息つくことができた。

 

 

こうして僕の2022年、大学3年の秋の西表ヤエマル遠征は終わった。