2022西表ヤエマル採集記3日目

2022年10月25日

 

午前は先輩と西表野生生物保護センターへ。

 

@到着前

 

ガコンッ(衝撃)

 

何を思ったか細瑠璃が縁石に乗り上げたようだ。

後ろを走る先輩方は転がっていくホイールを目撃していた。

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センターではヤマネコロードキルを回避する自動車教習所にあるようなシミュレーション装置で盛り上がった。

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昼ご飯は新八食堂で。

 

今回初の新八

やはりここが1番好きだ。

 

毎度ありえんいい匂いがする

にんにく豚丼を注文

疲れた体ににんにくの旨みが染み渡る。。。

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食後は大学の授業のレポートを書かなくてはならなかったので

一度宿に戻った。

 

 

 

 

さあ採集である。

 

しかし、

昨日から下痢が止まらない


体を酷使しすぎたのか内臓系がやられていそうな感じだった。

 

そのため出発も遅くなってしまった。

 

この日は初年度に発見したポイントへ行くことにした。

いつものように斜面を急いで登っていると、
途中でかいくわ先輩に出会った。

 

絶賛大当たり中のかいくわ先輩は今日も確変エリアを見て周るらしい。

お互いポイントが被っているのではないかと恐る恐る確認したら無事違かったので安心して別れを告げた。

 

やがてポイントに到着。

 


しかしそこは踏み跡だらけだった。

 

日没を迎え、大木を見回ってみるものの
いたのは小歯が数匹。

 


きつい…

いない
あまりにもいない

 


違う尾根に行こうと転戦するが
ここで腹痛に襲われた。

 

ツルアダンに絡まりながら下痢をした。


惨めだった。

 

念の為トイレットペーパーを持ってきていたのが唯一の救いだった。

 

 

その後も体がいうことを聞かない
胃は痛いものの体は軽くなったので違う尾根を見て降りることにした。


しかしそこにはツルアダンの海が。


身動きが取れなくなりしかも急斜面
降りるのを断念して
もう一つ奥の尾根を目指すが

なんとその方向からライトが二つ見えた。

 

絶望感。

 


方角を確かめると狙っていた尾根のうち奥の方だと思ったので手前の変な地形の尾根を降りていった。


巨石転がる谷を蔓に捕まりながら降りたりして、

ここは採集圧は低いだろうと思っていたらまさかのライトが


くそう

 

 


そちら側からこられたらもうこの尾根を降りるしかない。


しかしそこは小歯1匹もいない虚無尾根だった。

環境はいいのでマルバネというマルバネが全て取り尽くされたとしか思えなかった。

 

 

 

しょうがないのでGPSと睨めっこしていたら

地形図でも見つけづらい小尾根を発見

 

期待を胸に進んでいくと

 

 

 

小歯が1匹

 


ここは掻っ攫われてないかもしれないと思い周囲を駆けずり回ると小歯が数匹


そして

 

 


なんとかイボ大。


中歯かとおもった
まぁ、中歯なんだけど

 

最後にヤエネブを1匹摘み下山した。

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休まないといけないのに結局今日も頑張ってしまった。


ひどい疲れだ。
胃がやられている。
栄養が全く吸収できていない感じがする。

 

なんとか車にたどり着き暖房をガンガンに効かせて細瑠璃があるポイントの入り口まで運転。


着いたらしばらく寝てしまった。


しばらくして細瑠璃が戻ってきた。

 

車は運転してもらった。

帰宿後すぐにお湯に浸かり、
体を温めた。


何か食べなくてはと思いカップ麺を作ったが体が受け付けず、ほぼ食べることも出来なかった。


細瑠璃に胃薬をもらった。
結局ラーメンを前に座りながら気絶するように寝ていた。


細瑠璃が寝た方がいいと片付けもしてくれた。

優(やさ)瑠璃だった。

 

どうやらバルコニーでは先輩方との飲み会が開かれていたらしかった。

参加したかった(涙)。